受動型アスペルガーが主で、若干の多動よりADHDのはむです。
はじめての方はごあいさつとプロフィールからお読みください。
発達障害は空気が読めないと言われますが
軽度と言われるグレーゾーンアスペルガーは空気を読み過ぎたあげくに、やらかすんですよね。
考えに考えたあげく相手に対して正しい(という表現がいいかは?ですが)行動ができればいいけど
だいたい考えに考えたあげく失敗するんですよね。。。
もしくは行動できずに終わるという。。。。考えている間に物事が終わってたり。。。。
そうすると後から
うわああああアアアアアア!!!あの時あれができなかった!失敗した!
恥ずかしい!もう嫌われてしまった!!!
しかも何年も前のことでも思い出してうわああああアアアアアア!!!みたいな。
それですごい自己嫌悪に陥るという。。。。なりませんか?
私は昔からよくなってます。
そしてあの時ああすればよかったとその相手と脳内で会話し直してずっと独りごと言ってます。
もちろん口に出しているので
家族からは「電話してるかと思った」とか「誰かいるの?」とか
会社などでは「いつも一人ごと言ってるよね」とか言われてました。
その頃はアスペルガーとか知らなかったので、「また声に出てしまっていたのか恥ずかしい」とか思ってるくらいでしたが。
思い出しては、うわあああああああ!!!って感情が今起きたようになるので
それは疲れますよね。異常に。
ほとんどは自分の行動なんて他人は気にしてないんですけどね。
それに分かっても
基本的に自己評価が自分だめ人間クズ。何をやっても普通のことが平均以下。
なので直せずどうしたらいいんだと。
他の人のように人のために行動できない自分のことしか考えない自分はダメ人間。とさらに自己嫌悪。
でも誰かのために何かやりたいとか普通に思ってますよね?
昔から言葉を失敗して相手が不快そうにしてたり、とか怒ったりとかやらかしてたから
自分みたいなやつが何かやったら迷惑になるんじゃないか??いない方がうまくいくんじゃないか?
とか考えて行動できなかったんですよね。
それで大人になってもこじらせてるっていう。。。。
何かやりたいとは常に思ってるんだけどこれやったら相手が傷つくんじゃないかとかも考えすぎたり。。。
行動も言葉も伴わないのでそれって俗に言う自己中、自意識過剰、自分本位ってやつらしいんですよね。
それってすごい無駄な疲労なんですよね。
実際はちょっとした失敗(自分的には人間関係が終わる失敗だと思ってる)も相手は気にしてなかったりするらしいですし。
そのアルペルガー特性を知らなかったので
何年、何十年も前に起きたことで泣いたり、怒ったり、喧嘩したり、、、、
みんなそれがあたり前のことだと思ってました。。。そんな中でみんな生きてるのすごい。それができない自分なんて。。。みたいな。以下エンドレス。
しかしどうも違うようなのですよね。
4、5年前に吉濱ツトムさんのアスペルガーとして楽しく生きるを読み、
アスペルガーじゃん私!(ついでに多動よりのADHDも入ってた)となりました。
私の脳内思考、発達障害思考じゃんみたいな。特別でもなんでもなかったんだーって。
アスペルガーだから考え方が偏ってしまう認知の歪みが激しかったり、
過去を思い出すと今起きたかのように感情が鮮明に蘇るとわかりました。
これ疲れるに決まってますよね。。。。。
怒ったり泣いたりすることってただでさえとてつもなく疲労するのに
今起きてることだけじゃなくて過去に起きたことまで
常に一人で思い出して過去の記憶を蘇らせて怒っていたら常に異様なストレスフル。。。
そしてまた新たに今日やった失敗をまた夜同じように思い出して自己嫌悪。。。。。エンドレス。。。
(反省して改善方法探せればいいけど、ただ感情に飲み込まれてるから思い出しても無意味かつ悪循環)
こんなの疲労MAXですよね。
周りに言っても「考え過ぎ」って言われるだけで、
具体的なやり方なんて教えてくれないしどうしたらいいか分かんないんだから無理じゃないですか。。。。
自分が一番やめたいのに。
私の場合だとアクセサリーのイベント販売で自分の好きなことをやったはずなのに
せっかく来てくれたお客さんとちゃんと話せなかった。とか。
もっと〇〇すればよかったとかとか。
これが次回に繋がる反省ならいいんですけど、ただただ落ち込むんですよね。毎回。
好きなことやってるはずなのにしんどい。。。みたいな。
他の人は何か楽しいことをした後とか、好きなことをした後とか、友達と遊んだ後って
疲れたけど楽しかったーーー!
と楽しいで終わる(その後改善方法を模索)ようなんですが、それがないんですよね。
私(アスペルガー)の場合は
〇〇できなかったの自己嫌悪が勝ってしまう。
反省の前にワンクッション(楽しかった〜〜!)がないとただただ疲れてしまうんですよね。
終わったらただ楽しかったって思えばいいって言うけど
じゃあそれをどうやればいいんだ??
みたいな。その方法が分からないんですよね。常に思考しまくってるから。
それで先ほどの著書の吉濱ツトムさんのセッションで
「イベント出店した後次の日は昼過ぎまで起きれないし、1日はぐったり、1週間くらいやる気がなくなる」
と相談したら即解決方法を示してくれました。
それは自分にご褒美を与えると言うことでした。
これをやるだけで疲れが激減するらしいのです。
過去を思い出したことでイライラしたり
認知が歪んでるものを毎回直していくのは大変ですが(自分だと認知が歪んでること自体に気づかない場合もたくさんあるし)
〇〇を頑張ったら自分にご褒美
これだったらそれをルール化しちゃえば簡単じゃないですか?
「頑張ったら自分にご褒美」っていうのはよく聞きますが私は自分でやってもあまり意味がない気がしていました。
「欲しいものをみつけて、こないだ頑張ったし買ってもいいよね」みたいなのはありますが(これだと理由付けが後になるし、日が経っているので意味がないですね)やり方を間違えていたからできていませんでした。
私の場合だと、糖質制限をしているので普段は主食や果物はほとんど食べることができないので、
イベント出店をした日だけは1日頑張ったから今日は好きなものを終わったら食べる!
ようにするとその日に自分にご褒美を与えるのでそこで疲れが激減されるということなんですよね。
そうなのか??と思ってとりあえず早速実行してみました。
私は情緒目的のための糖質制限と合わせて、
悪性リンパ腫という血液のがんでもあるので再発防止のためにも、
糖質制限と高濃度ビタミンC点滴をしています。詳しくはこちら
私は注射など痛いことが大嫌いで(採血すると毎回倒れてましたw)
点滴なんて異物を体内に入れることが嫌なので終わるとすごい疲れてしまうんですよね。
家に帰るといつもぐったりしてやりたい仕事をせずにダラダラ寝てしまっていたんです。
なので点滴の日は一食好きなご飯を食べることにしてみました。
するといつもなら点滴のあと家に帰るとそのまま疲れて寝てしまうのですが、
好きなものを食べる(コンビニの納豆巻き。笑)という
ご褒美だけで家で仕事をすることができたんですよ!
私は毎日家で仕事をしているので、何かをした時に家でダラダラぐったりしてしまうのを本当にどうにかしたかったのでそれを
注射頑張ったから好きなもの食べる!と決めてやるだけでそのあと仕事ができるのはとても嬉しかったです。
こんなことくらいあたり前にできることかもしれませんが、正しいやり方を理解できたのでできるようになりました。
他にも認知の歪みなどにより異常に疲れやすくなったりもありますが、
認知の歪みをその都度直さないといけない(自分では気づけない時もあるし)ので大変なのですが
〇〇を頑張ったら自分にご褒美
だったらすぐにできるので
とりあえずまずは疲労を減らす!
というのがとても大事だと思いました。
疲労が軽減されストレスも軽減されれば
他の認知の歪みも意識しやすくなるし、
そうすればやりたいと思っていた事もぐったりダラダラせずにできるし、
こんな嬉しい事はないです。
効果に即効性があったのでこれからは点滴の日とがんの定期検査の時は
お昼ご飯を痛いのを頑張ったご褒美に好きなものを食べようと思います!
そして午後は仕事をガンガンやっていきたいと思います。
追記すると
点滴を頑張ったとか、抗がん剤を頑張ったとか、イベント出店を頑張ったとかいう概念がありませんでした。
やりたいから、やるしかないからやるという感覚なので頑張ったとか思ってませんでした。
なのでそれにご褒美を与えていいという概念自体がありませんでした。
抗がん剤は超しんどいし、点滴の注射だって痛いし、点滴入れてる間だって血管痛だし、
好きなクラフトイベントの出店でも自分一人でアクセサリーを作って、机やタープを用意して接客もして、会計もしてるんだからそりゃあ疲れますよね。ついでにアスペルガー特有の完璧主義発動しちゃうし。
疲れる(頑張った)ことしたんだから、ご褒美与えてもいいんだーみたいな。
なんでぐったりするのか?→疲れている
何をやり過ぎているのか?→完璧主義
ということすら分かってなかったんですよね。
なので自分にご褒美を与えて仕事をガンガンできるようにしていきたいです!
簡単にできて即効性があるのでぜひやってみてください。
↓先ほど紹介した吉濱ツトムさんの本です。
アスペルガーやADHDの発達障害の本を読んでとても参考になりました。
アスペルガーやADHDとは何か?発達障害の症例や、自身の経験、改善方法など
まずは発達障害というフレームに入れて改善方法を実践というようなことが書かれています。
私はスピリチュアルやアダルトチルドレンなど色々勉強したけど解決しなかったので、
いい方法がみつからなくて八方塞がりという方に一度読んでみてください。
アスペルガーとして楽しく生きる: ―発達障害はよくなります!―
↓こちらは吉濱ツトムさんによる断捨離本です。アスペルガー特有の捨てられない!収集癖の思考を漫画で面白く説明してくれます。
↓断捨離で視覚過敏による視覚からの情報を整理することによりイライラが減りました。
↓感覚過敏で服や靴などを着心地のいいものにすることでイライラストレスが軽減しました。
↓聴覚過敏による聴覚からの情報を減らすことによりイライラを減らすことができました。